| 京都府で生産される、お米、野菜、お茶といった多くの農産物の販売と生産指導を含めて、安全で安心して消費いただける農作物を全国に提供しております。
穀物事業(米穀課)
京都の良品質米の栽培体系の確立と、消費者の皆様に喜ばれる「京都米」の流通をめざし、各地域に適した最もおいしいお米の生産指導を各JAの皆さんと日々取組んでおります。特に、今年度から京都府内の農家の皆様と協力して、全国のお米に先駆けて私たちJAにとっては、いち早く栽培履歴開示(トレイサビリティー)を開始し、京都の米の安全を皆様方に提供することとなりました、消費者の皆様の数多くのご意見もいただきたくそのシステムの充実に取り組んでいるところです。
また京都には全国でも最も高品質な「京都大納言」という小豆、「丹後黒」という黒大豆をはじめとして、先人達が培ってきた素晴らしい穀物の伝統を継承し、食卓に提供するため努力をしております。
園芸事業(園芸課)
「京野菜」は今や良質で最も信頼のある高級野菜として全国にその名前を認知していただき、京都府本部においてはその信頼に一層磨きをかけ、京の都の一千年の伝統と京都の農業生産者達が真心込めて生産したブランド「京の伝統野菜」を将来に継承し、また新たな伝統を作るため日々研鑚をしております。ブランド産品としての品目以外にも、京の地で生産された優秀な野菜の提供は勿論のこと、全国でも有数の集積の場である切花の大消費地の立地を生かし、花の生産においても拡大に努めております。
茶事業(茶業市場課)
お茶の歴史は、京都栂尾高山寺を創健した明恵上人が栄西から茶の種を得て播いたのがはじまりとされ、足利将軍が宇治の地に茶業を奨励して現在の全国ブランド「宇治茶」の名が知られるようになりました。また、江戸時代には、煎茶や玉露の製法が考案されるなど改革も進められてきました。
こうした改革は現在も引継がれ製造に関しても伝統的な手法から工場のFA化や多くの機械化が進んできています。
京都府では早くから清浄茶の生産を奨励し栽培履歴の徹底等、安全・安心の茶の生産に努めています。
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